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居抜き工事
2023.12.04
居抜工事の概要
居抜工事『いぬきこうじ』とは前社の備品・設備を引き継いだ形で再利用する方法です。移転した会社は原状回復工事費用が節約でき、新規入居する会社も居抜き工事によって新規購入費用や工事費用が不要となり共に大きなメリットがあります。
このような残物付きの物件を居抜物件「いぬきぶっけん」と呼びます。
①オフィス・店舗に限らず電気工事は大きなウェイトを占めます。
照明類やスイッチプレートは交換するにしても、既存の配線やそれらを操作するスイッチ類への既存配線を有効活用できることは大きな利点でしょう。
②特に飲食店や料理店などでは、給水管や排水管(ドレイン設備を含む)、土間コンクリートなどの厨房廻りの新設負担が無くなる部分、非常に大きな節約効果が見込めます。但し料理内容によって動線が異なるなど使い勝手の面で不自由がないかは重要なチックポイントでしょう。
その他、注意すべき点は、残置物が必需品ばかりとは限らず、老朽化した設備や新店では不必要となる不用品を処分するための廃棄費用も発生するので、どれくらいの物品を流用できるか事前に正しく把握する点に注意しましょう。